講談社文庫「空の境界 中」より 5.矛盾螺旋
著者 奈須きのこ
前回の続きで空の境界(中)読みました
切なくて心が痛い
名作なんだけど、見るのにパワーがいる映画とかありませんか?
たとえばジブリの「火垂るの墓」とか
私にとってそういう重い(想い?)作品が
小説「空の境界(中)」に収録されている短編エピソード
「矛盾螺旋」です
「矛盾螺旋」は臙条巴(えんじょう ともえ)のお話です
赤毛の美少年である彼は
特殊能力が使えるわけでもなく
温厚で柔らかな性格でもないけど
決して卑怯な事が好きなわけではない性格
しかし家庭環境のせいか、親を信じらず
(たぶん)自分自身も信じられない
不完全な人間は、不完全なまま罪を重ねながら両儀式と出会って
両儀式と1か月一緒に過ごす
ハーゲンダッツのイチゴ味は食べてるけど
二人の間に甘い空気は全くない
同族嫌悪
私が臙条に対して凄く気になったのは
彼は自分が本当に好きなものが分からない事でした
※(個人的な感想です)
自分の中に、確定している「好き」あるいは「本物」と思える情熱
そういう体験、もしくは自分への自信、誰かからの愛情
なんでもいい、心から信じられる何かを持てない様子
ツライ、イタイ
臙条巴に若干自己投影している自分がいる(汗)
巴が式と一緒にどんな物語を作るかは是非小説読んでもらうか
DVDアニメの5巻視聴してほしい(*’ω’*)
(たぶん5巻だけ見ても楽しめます)
ネットフリックスやHuluにも空の境界が視聴できるといいなあ・・・
はとーセブンイレブンにハーゲンダッツ買いにいくよー
ほーい、イチゴ味あるといいね~
よし、生産工場はグン〇ーにあるからな
徹夜で高速運転お願い